観葉植物に与える肥料の種類と選び方のコツ

hands holding blue fertilizer

こちらの記事は観葉植物に与える肥料の種類が多くてわからない人のために記事になります。

観葉植物を元気に育てていく上で、肥料は欠かせません。

でも一口に肥料といっても様々な種類があり、どれを選べばよいかわかりませんよね!

この記事では肥料の種類についての解説や、おすすめの肥料を紹介していきます。

皆様の肥料選びの参考にしていただければ幸いです!

観葉植物にも肥料をあげる必要がある!

観葉植物をはじめた方にこのように聞かれることがあります。

「観葉植物にも肥料をあげた方がいいの?」

なるべく手間を減らしたいので、毎日のお世話は水やりだけで済ませたい!

という方は少なくありません。

もちろん、水やりだけで元気に育っているのであれば観葉植物に肥料をあげる必要はありません。

ですが、お部屋の中で育てる植物は何かと栄養不足になりがちです。

そんな時に植物に元気を与えるのが”肥料”です!

肥料を適切に与えて観葉植物を枯らさないようにしよう!

肥料の中には植物に必要とされる3大栄養素の“窒素・リン酸・カリウム”が豊富に含まれています。

適切なタイミングで与えることで、植物全体に栄養が行き渡り、元気な状態を保たせてくれます。

そんな優秀な肥料ですが、与える時期や量を間違えると栄養過多の状態になり、植物に悪影響を及ぼしてしまうんです。

肥料の適切な与え方は肥料の種類によって様々です。お部屋の中で育てる観葉植物にはどんな肥料が適しているのかについて順を追ってみていきましょう!

有機肥料と無機肥料

まず知っていただきたいのは、肥料には大きく分けて『有機肥料』と『無機肥料(化学肥料)』というものがある点です。

それぞれにメリットとデメリットがあり、適した用途が異なります。

有機肥料

有機肥料とは生物由来の資源を用いた肥料の事を言います。

主な原料には、

  • 動物の糞
  • 虫、小動物の死骸
  • 枯れ葉
  • 魚粉

等が挙げられます。

有機肥料のメリットは土壌への栄養補給という面で持続性が高く、土の中の微生物の餌にもなるため、土壌のメンテナンス効果が高いという点です。

少しくらい肥料を与えすぎてしまっても、肥料やけ(植物の根に悪影響が出る状態)を起こしにくく、余った肥料もゆっくりと土壌の改良を促進してくれます。

有機肥料のデメリットは、持続性が高い反面、無機肥料と比べ即効性がありません。

そして、観葉植物への肥料を考える上で一番問題となってしまうのは臭いです。

使用される原料からもわかる通り、独特な匂いがあり、場合によってはコバエが発生してしまうこともあります。

畑で野菜を育てる際などには適していますが、室内で育てる観葉植物の肥料としては向いておらず、おすすめできません。

無機肥料(化学肥料)

無機肥料は化学肥料とも言い、その名の通り無機質の原料を使用した肥料のことを言います。

主な原料は鉱物由来のものや、人工的に化学合成された物質が使用されています。

無機肥料のメリットは有機肥料よりも即効性が高く、肥料を与えた効果が直ぐに出るところです。

肥料を与える際に手を汚す必要もなく、臭いがない点も良いところと言えますね。

無機肥料のデメリットは、与えすぎると植物の根に悪影響が出てしまい、肥料やけを起こす可能性があるという点です。

適量を与えることさえできれば、室内で育てる植物には適しているため、観葉植物には無機肥料がおすすめとされています。

固形肥料と液体肥料、どちらを選べば良いの?

観葉植物には無機肥料(化学肥料)が良いという事ですが、無機肥料にも種類がたくさんあるんです。

観葉植物を育てる上で何種類もの肥料を使い分ける必要はありませんが、植物の状態や季節によって適した肥料が異なるということは覚えておいて頂きたい点です。

最後に固形肥料と液体肥料の違いについて解説していきます!

固形肥料

固形肥料は、小石のようなボール状のものが一般的に市販されており、土に混ぜたり、土の上に置いたりして使用します。

液体肥料と比べ、ゆっくりと時間をかけて土に溶けながら効果を発揮することができます。

商品にもよりますが、効き目が数か月に渡るものもあります。

固形肥料を与える頻度は3か月に1度程で良いので、頻繁に与えるのが面倒という方は固形の肥料がおすすめです。

液体肥料

液体肥料は液状の肥料で、ネットショップやホームセンターなどでは原液の状態で売られているのがほとんどです。商品には必ず植物別に適した濃度の説明書きがありますので、それに従って薄めて使用しましょう。

液体肥料は固形肥料と比べ持続性が少ないため、頻繁に与える必要があります。その一方、即効性という面では優れており、直ぐに栄養を与えたいというときに適しています。

液体肥料を与える頻度は1週間に1度程度です。

肥料に即効性を求めている方は、是非液体肥料を使用してみてください。

観葉植物に与える肥料の種類、まとめ

最近の肥料は種類も多く、商品によって適切な与え方が異なることも多いです。

基本的には観葉植物用の肥料を購入すれば必要な栄養源が含まれていますので、商品に記載されている説明書きに従って肥料を与えましょう。

また、肥料を与えた後の植物の状態を観察することも大切です。

毎日、葉や幹の状態を気に掛けて健康状態をチェックしてあげて下さいね!

肥料の与え方についてはこちらの記事を参照してみてください

https://tipshouseplant.jp/肥料/15
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