観葉植物に必要な栄養を補うために肥料を使おう!

hand of man putting fertilizer pellets on ground

観葉植物を育てる時に必要な肥料について解説していきます。

観葉植物をお部屋に置き始めてから半年、1年と経過した後、こんな経験ありませんか?

「明らかに元気が無くなってきている・・」

「葉っぱの色が購入した時と違う・・」

定期的にキチンと水やりをしているのになぜだろう・・そんなお悩みに答えます!

本記事では観葉植物に対する“肥料”について解説していきます。

お部屋の植物を元気に保ちたい!という方は是非参考にしてくださいね!

観葉植物に肥料は必要なの?

ズバリ結論から申し上げると、観葉植物にとって肥料は

“元気な状態を保つためには必須”です!

観葉植物が元気に育っていく上で、肥料が重要な役割を果たします。

ではまず、肥料とは何なのかを見ていきましょう。

肥料とは

肥料(ひりょう)とは、植物を生育させるための栄養分として人間が施す物質。

                            参照 Wikipedia

観葉植物も人間と同じように、必要な栄養素というものがあります。

人間の三大栄養素は、炭水化物・脂質・たんぱく質ですよね。

植物の三大栄養素は、窒素・リン酸・カリウムです。

この3つの栄養素をバランスよく配合したものが肥料というわけです。

お部屋の観葉植物に元気がない一つの原因は栄養不足の可能性があります。

その場合、適切なタイミングで肥料を使用することで解決することが可能なんです!

でも肥料のはなしをすると、こんな疑問も浮かんできます。

「自然界の植物は人に肥料を貰う事なんてないのに、元気に育っているものもあるよね?」

確かにその通りです。

人工的な肥料を貰わずとも、ハツラツと育っている植物は自然豊かな場所にたくさんありますよね。その点は、植物の置かれている環境が関係しています。

お部屋の観葉植物が栄養不足になるのはなぜ?

まずは観葉植物の環境について考えてみましょう。

仮にあなたの観葉植物の元気がない状態が、栄養不足からくるものとしましょう。

その場合、栄養不足に陥ってしまう原因として考えられるのが、

  • 日光の不足
  • 土壌の劣化
  • 室温管理

の3つです。順番に見ていきましょう。

日光の不足

植物にとってなくてはならない太陽の光。

お部屋の日光が全く届かないところに置いてしまうと、日光不足になり栄養が不足します。

逆に直射日光に当てすぎるのも問題です。植物の種類にもよりますが、直射を苦手とする植物は結構多いんです。葉が焼けてしまうことで正常な光合成ができなくなり、これでも栄養不足となります。

土壌の劣化

植物は土に根を張り、必要な栄養を土壌から吸収します。元来、土には豊富な栄養が含まれるものですが、観葉植物を購入した時から土を一回も変えていないとすればどうでしょうか?

既に土壌の栄養は不足し、植物に必要な栄養が全然足りていないという可能性も考えられます。

このような植物にとって良くない土を”劣化した用土”と言います。

室温管理

部屋の温度も観葉植物にとっては重要で、特に冬の時期の寒さは要注意です。

植物の種類にもよりますが、一般的な適温は10℃を下回らない温度と言われています。

部屋が寒すぎて葉に霜が降りるなんてことはないと思いますが、葉がぐったりしていたら室温にも気を配りましょう。

自然界の植物は天然の肥料によって元気に育っている!

次に自然界の植物について考えてみましょう。

人間が手を加えていない植物たちが元気に育っているのはなぜでしょうか?

実は、自然界の植物も天然の肥料から栄養素を吸収しているんです。

植物の栄養源となる自然界の有機物

観葉植物から少し脱線して、自然界の植物の栄養源について見てみましょう。

代表的なものは、

  • 落ち葉
  • 枯れ木
  • 動物の糞
  • 微生物、小動物の死骸

等です。

自然界の植物は、その環境ならではの栄養源があるんですね!

栄養が不足しがちな観葉植物には肥料を活用しよう!

植物にとって必要な栄養素ですが、室内で育てる観葉植物が栄養不足になりやすいということがここまでで理解いただけたと思います。

最後に肥料を与えるタイミングについて解説していきます。

肥料は3月~11月の植物の成長期にあわせて与えよう!

肥料を与える最適のタイミングは、植物の成長期にあたる春から秋にかけての3月~11月がベストです。植物が一番栄養を必要とする時期ですので、それに合わせて適量の肥料を与えてあげましょう。

気温が下がる12月~2月の寒い時期は、植物は基本的に生育しないため、肥料は必要ありません。

ですが暖かい室温で育てている観葉植物で、その時期にも栄養を与えて育てたい!という方は、少量の肥料を与えるのもアリです。

通年での注意点ですが、肥料を与える際はあげ過ぎに注意してください。

栄養過多になって、土壌の汚染につながる場合があります。

肥料を活用して良いボタニカルライフを!

せっかくお部屋に植物を飾っているのですから、元気な状態を保ってあげないと癒しになりませんよね!

正しい育て方をマスターして、ボタニカルライフをエンジョイしてくださいね!

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